破産申立をすると二種類の手続き方法に分かれていきます。 1つ目が同時廃止事件です。 申立後、破産の開始決定と同時に手続きの廃止決定がなされるというものです。 同時廃止になるのは、財産が少なく債権者に配当するものがない場合・・・
「債務整理日誌」の記事一覧
【個人再生手続申立を考えていますが、給与が差押えられました。給与差押えを止めることはできますか?】
給与差し押さえをされている場合、すみやかに裁判所に個人再生手続きの申し立てをし、「個人再生手続開始決定」を得る必要があります。 「個人再生手続開始決定」が出ましたら、その決定と「強制執行停止上申書」を差し押さえをした裁判・・・
自己破産(管財事件)について
自己破産には破産管財人がつく管財事件と同時廃止という2つの手続きがあります。 不動産や価値のある車など財産があると管財事件とされることが多くなり、開始決定時に管財事件とされた場合、破産管財人が選任されます。 破産管財人は・・・
可処分所得額の算出について①~民事再生法第241条第3項の額を定める政令~
給与所得者等再生申立てにあたっては、ご自身の可処分所得額を算出する必要があります。可処分所得額とは、最低限度の生活を維持するために必要な1年分の費用の額を差し引いた金額のことです。 民事再生法第241条第3項では、「前項・・・
任意整理について(私たちが任意整理をお勧めしない理由)
まず、債務整理の方法としては、 ・自己破産・個人再生・任意整理 大きくこの3つの方法があります(ほかにもありますがここでは省きます)。 自己破産の要件は、「支払い不能」です。 個人再生の要件は「破産の(支払い不能の)おそ・・・
債務整理の決断を先延ばしにする「時間」が招く深刻なリスク
借金が返せなくなってしまったときや、返済はギリギリできているが生活がもう厳しくなってしまっているとき、「もう少し頑張れば返せるかもしれない」「相談するのはもう少し追い込まれてから」という事を考えるかもしれません。 しかし・・・
ご家族にもご相談を!
自己破産、個人再生等の債務整理をご希望の場合、裁判所へ家計簿を提出することになります。 どんぶり勘定で記載した適当な家計簿では到底認められるはずはなく、実態に即した正確な家計簿作成が必須です。その上で、浪費傾向がないか、・・・
絶対NG!法人破産で知っておくべき不正行為とそのリスク
多くの経営者は真摯に丁寧に経営に向き合っているかと存じますが、稀に「少しでも会社や家族のために」という思いから、結果的に不正行為にあたる行為をしてしまうケースがあります。しかし、これらの行為は、時には刑事罰や、財産を失う・・・
支払不能状態に陥った原因ではない仮想通貨口座の取り扱いについて
ご依頼者様は、複数台の車を次々にローンを組んで購入し、支払いが厳しくなっていたところへ体調を崩して休職せざるを得なくなったことがきっかけで、自己破産手続をとることになりました。 自己破産手続、個人再生手続、いずれも申立時・・・
債務整理を考えたら最初にすること
「返済が苦しくてどうにもならない・・・」「債務整理をした方がいいのかも・・・」と思っても、最初の一歩を踏み出すのは勇気がいるものです。焦って手続きを始める前にまず大切なのは“今の状況を整理すること”です。借入先・金額・毎・・・





