紛争の内容

 依頼者は、夫婦でレストランを経営していたが、不景気のあおりを受けて、閉店した。依頼者は、レストラン経営のための保証や生活費のための借入れをしていたが、閉店により返済が困難になり当事務所に依頼した。

交渉・調停・訴訟などの経過

特に免責不許可事由はなかったが、破産の経緯、生活状況等を丁寧に資料を用意して説明し、さらに、依頼者に家計簿を1円単位で半年以上つけてもらい、裁判所に申立てをした。

本事例の結末

 その結果、債務者の反省や問題無いことが認められて、管財人は付かずに同時廃止となり、その後無事に免責となった。

本事例に学ぶこと

 しっかりと債務者の状況を裁判所に伝えて、免責を目指すことが重要。
 当事務所では、破産の経験が豊富なので、困難な事例でも対応できます。