事案の内容
もともと、ギャンブル、PC、趣味の支出が多く、そのための借り入れがある方でした。
その後、結婚に当たって家具家電を購入したり転居費用を支出したりするために借り入れを拡大しました。
そして、新型コロナウイルス感染症禍で前職の退職を余儀なくされ、各種支援を受けても生活費が不足した結果さらなる借入れを余儀なくされた方が、当事務所に相談にお越しになりました。
交渉・調停・訴訟などの経過
当初は個人再生を検討しており、ギリギリではあるものの返済原資を捻出することは可能でしたが、抜本的に経済的再生をしたいということで、途中で、破産手続に切り替えることになりました。
本事例の結末
上記のように、この方は、ギャンブルや趣味の支出が多かったことから免責不許可事由がありましたが、そうした事情を丁寧に説明する書面を提出し、家計状況も正確に説明することで今はギャンブルをしていないことを証明しました。
その結果、本来であれば管財事件になった可能性もあるところ、同時廃止によって終了することができました。
また、無事免責を得ることができました。
本事例に学ぶこと
この方は、免責不許可事由がありましたが、事情を丁寧に説明することで、管財事件になることを回避し、免責を得ることができました。
当事務所では、丁寧に事件処理を行います。
ぜひ、負債でおなやみの方は、当事務所にご相談ください。
弁護士 野田泰彦