紛争の内容
収入が少なくなってしまったにもかかわらず、支出を減らしていくことができず借入れが増え返済ができなくなってしまいました。負債の総額は、家族お二人で約１０００万円
交渉・調停・訴訟などの経過
家族の収入では、返済をすることができなかったため、家族お二人とも自己破産をするとの選択になりました。
本事例の結末
お二人のうちお一人は二度目の破産であったこと、借金の原因が浪費型であったため管財人が選任されましたが、家族そろって立て直しに尽力していただくことにより、免責許可決定を得ることができました。
本事例に学ぶこと
生活（ライフスタイル）を変更することは非常に難しいこととは思います。しかし、借入れをすることによって一時的には生活をやりくりすることができても、その後きちんと見直さないと返済が不可能になってしまいます。このままではと不安に思った段階で、借金の返済がきつく感じられたときに早めのご相談をお勧めします。
記事監修 代表・弁護士 森田 茂夫
